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美唄の歴史を訪ねる【美唄鉄道 旧東明駅舎・4110形式十輪連結タンク機関車2号】

旧東明駅舎は、1948年に開業した美唄鉄道の木造平屋建ての駅舎です。戦後、三井・三菱両炭鉱の住宅地として発展した東明地区の玄関口として機能し、この駅の設置が地域の「東明」という呼称のきっかけとなりました。1972年の鉄道廃止後、三菱鉱業から寄贈され、現在は駅舎の他に機関車やプラットホームも残り、当時の面影を伝えています。

隣接して展示されているのは、4110形式蒸気機関車2号です。1919年に三菱造船初の蒸気機関車として製造され、美唄鉄道で1972年の廃止まで活躍しました。国鉄4110形と同形式のこのE型蒸気機関車は、その力強い姿で石炭輸送を支えた美唄の歴史を象徴する存在です。

これらの貴重な鉄道遺産は、美唄の炭鉱の歴史と地域の発展を学ぶことができる重要な観光スポットとなっています。

▽東明駅舎
住所:美唄市東明5条2丁目
見学サポート:5月~10月 第一日曜日 9:00~13:00

▽関連サイト
美唄市ホームページ
炭鉄港ポータルサイト
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